縄張り意識が強い:キツネについて

キツネ

かわいらしい見た目で、雪国に生息していそうなイメージがあるキツネですが、本州や四国など広く生息している動物になります。

しかし人間に危害を加える危険性があり、注意が必要な害獣のひとつです。キツネの生態や被害、対策などについて詳しく紹介していきます。

キツネの生態

キツネは人間を警戒して穏やかな印象がありますが、人間にとってやっかいな被害をもたらす害獣なのです。

キツネの特徴

キツネは夜行性の動物ですから夜になって活発に活動をするようになります。主に草原、雑木林に生息していますが、実は泳ぐのがとてもうまいのです。

人間の家にまで侵入してくる事は少ないですが、森林や田畑のような自然が多い場所を好みますので、田舎住まいの方は特に注意が必要です。雑食性であり、植物だけでなく昆虫や小動物といったものまで幅広く食べます。

キツネの習性

キツネや視覚や嗅覚、聴覚が大変優れておりしかも頭が良い、おまけに身体能力も高く警戒心が強いのです。泳ぎも得意ですし、時速50kmで走ることができるほどです。

基本的にキツネは単独行動を行い、自分の縄張りの中で行動します。他のキツネの縄張りに入ることはすくなく、自分の縄張り内で食糧を探します。

動物は基本的に親子で行動する物だと思われていますが、キツネに関しては例外でキツネは産んだ自分の子どもを見はなします。もちろん産まれてからしばらくは一緒に生活をしますが、産後数か月で子キツネを見捨てるのです。

その理由としては諸説ありますが、親キツネが自分の縄張りを荒らされたくないというのが有力です。

キツネのもたらす被害と対策

キツネは人間にさまざまな危害を加えます。主な危害とその対策についてみていきましょう。

人間に与える危害

キツネは雑食性であり植物も好んで食べます。食糧を求めて人間の住んでいる地域にまで進出してくることもあり、田畑を荒らすのです。

また動物を食べることもありますので、人間の飼っているペットや家畜に危害が及ぶこともあるのです。

そして注意しなくてはいけないのが伝染病の被害です。キツネは動物だけでなく人間にも危害を及ぼす寄生虫を宿すことがあり、その糞に寄生虫の卵が含まれています。

その卵が沢の水を介して人間の口に入ってしまうと、体内で幼虫となり肝臓などの内臓に寄生し重篤な症状を引き起こします。最悪の場合は死に至ることもあるのです。

キツネ被害の対策

キツネ被害を避けるための対策がいくつかあります。まずは畑を柵や網で覆ってしまうことです。ただしキツネは非常に身体能力が高い動物ですから、柵なども高さを考慮しないと簡単に侵入されてしまう可能性があります。

わなを仕掛けて捕獲すると言う方法もあります。キツネ捕獲用のわなが販売されていますので利用してみましょう。キツネは嗅覚に優れている動物ですから、遠くからでも餌の匂いを嗅ぎつけてきます。そこでキツネの餌となり得る生活ゴミなどの管理を徹底させることが重要になってきます。

ゴミを出す時間を守る、ネットやゴミボックスを設けるなどしてキツネが簡単に侵入できないように工夫します。

その他の害獣についてはこちら → イノシシについて

まとめ

キツネは頭がよくて警戒心が強い動物ですが、しっかりと対策をとればそれを恐れて人間に近づかなくなります。

電気柵を設ける

先ほどキツネの対策として柵を設けるという方法を紹介しましたが、電気柵を設けることも非常に効果的です。

電気柵は触れると軽い電気が流れるようになりますので、キツネにショックを与えられます。一度電気柵のショックを受けると、キツネはそれを覚えていますので二度とその付近い近づかなくなるでしょう。

地域で協力すること

人間の住んでいる地域までキツネが縄張りを広げてきたときは、自分だけが対策をとるのではなく地域ぐるみで行うことが重要になります。

キツネをその地域全体に近づけないようにするためにも、地域住民が一丸となってキツネ対策を取る必要があるのです。