意外と高い運動能力:イノシシについて

イノシシ

害獣の中でも要注意するべき動物のひとつがイノシシです。農作物に被害をもたらすだけでなく人間にも突進してくるほど獰猛姓が高いですから、人間がケガをすることもあるのです。
イノシシの対策を取るためにも、生態や特性について理解することが重要になってきます。イノシシについて理解を深めてみましょう。

イノシシの生態

イノシシは動物園にもいる動物ですので見たことがあると言う方も多いでしょう。見た目は丸々とした体で可愛らしい印象を受けることもありますが、野生のイノシシとなると話は違います。
人間や農作物に被害をもたらす危険性を持ち合わせています。イノシシの事をよく知るためにその生態について理解しましょう。

イノシシの分布

イノシシは日本全国に生息しているのではなく、生息している地域が限られて主に本州、四国、九州といった比較的気温の高い地域に多く生息していることがわかります。
しかし今後は地球温暖化の影響でイノシシの生息地域も拡大しており、今までイノシシを見ることがなかった東北などの地域でもイノシシが生息する可能性は十分に考えられます。

イノシシの生息環境と食物

イノシシはさまざまな場所で生息が確認されており、森林だけなくそれに隣接する水田や農耕地でもその姿が確認されています。
食物も雑食性で何でも食べます。植物では山芋や根菜類、動物は昆虫類やミミズ、カエルなどをよく食べています。

繁殖について

イノシシは春に出産を迎えるのが特徴であり(種類によっては春秋二回出産することがある)春から秋にかけて活発に活動するようになります。
しかしながら成長したイノシシは狩りなどで死亡する確率が非常に高く平均寿命は1~1.5年と非常に短くなっています。それでも毎年着実にメスイノシシが出産していますので個体数が大きく減少することはありません。

イノシシの運動能力

イノシシはあんなに丸くてどっしりとした体つきであるのに、高い運動能力を持っているのです。

跳躍力も抜群で120センチの高さを簡単に飛び越えることができるほどです。しかも女装をほとんどつけずに飛び越えられますので、柵で対策をとるときはそれなりの高さを設けることが重要になります。

イノシシのもたらす被害と対策

イノシシが具体的にもたらす被害と、有効なイノシシ対策について紹介していきます。

田畑を食い荒らす

イノシシは雑食性で何でも食べると言う特性を持っていますので、田畑で栽培している物を食い尽くします
しかもあの大きな体で畑を荒らしますので、他の農作物も踏みつぶされてしまってダメになる可能性が高いのです。
イノシシによる農作物被害は毎年何十億円単位で発生していますので、その被害の大きさがよくわかるでしょう。

イノシシ対策

イノシシ被害を防ぐためにできることがいくつかあります。まずはイノシシが侵入してこないように集落や畑の周りに柵を作ってしまうことです。
ただしイノシシは大変身体能力が高いですから、柵の高さや強度も十分考慮した上で柵を作るようにしましょう。

イノシシが近寄りにくい環境を作るのも有効策になります。田畑の周辺に収穫物を無造作に置いておく、柿や栗といったイノシシの餌となり得る木が豊富にある、お供え物のお菓子が置いてある場合、これらがイノシシの餌になります。
これらの食べ物をイノシシの目の届かない場所に管理することで、イノシシが寄ってきづらくなる効果が期待できます。

その他の害獣についてはこちら → シカについて

まとめ

イノシシによる被害は大きいため、十分な対策をとっておくことが大切です。

対策をいくつも取る

イノシシは頭の良い動物ですから一度ひっかかった罠を覚えていて、その後それが効果を発揮しなくなることがあります。
イノシシ被害を防ぐためには、イノシシ対策をいくつか併せて行うようにすると、より効果的な対策を取ることができます。

捕獲するという方法も

イノシシによる被害を減らしたい、防ぎたいときはイノシシを捕獲してしまうことも手段の一つです。
イノシシ捕獲用の籠や網が販売されていますので、それらを使ってイノシシを確保しましょう。

ただし、イノシシを確保するには狩猟免許を持っている必要がありますので、その点十分な注意が必要です。